ヘルパンギーナ

どんな病気?原因や症状

イラスト:のどの痛み

乳幼児から10歳までの子供に多い病気で、夏に多くみられます。
ヘルパンギーナにかかると、突然39~40度の高熱、のどの奥に小さな水疱(水ぶくれ)がたくさん出来、それに伴い咽頭痛や口内炎が起こります。通常熱は2~3日で下がりますが、のどの痛みが治まるのには数日かかることもあります。

当院での治療方針

抗生剤は無効ですので、今出ている症状を抑えるためのお薬(鎮痛解熱剤、吐き気止め、下痢止め)を処方します。熱が下がるまでは家で安静にしてください。
また、高熱で夜に脱水症状を起こさないように、水分補給はしっかりとしましょう。
一般的には数日で自然によくなります。

ご家庭で御注意頂きたいこと

予防のために手洗いはしっかりとしましょう。幼稚園・保育園での感染や兄弟姉妹で感染が起こりやすいので注意が必要です。