咳

咳の原因

イラスト:咳

咳の一番多い原因は風邪(ウィルス感染)です。鼻水も一緒にでることがよくあります。実は咳は体にとって大切な反応です。風邪をひいてのどや気管に炎症があるため、痰などが生じ、それを体外にだそうとしているのです。痰がらみの咳をしている時に、強い咳止めで咳を止めてしまうと、痰がたまって肺炎を起こすこともあります。ただし、咳がひどくて嘔吐したり、夜眠れない時は、咳止めで少し楽にしてあげることは必要です。

2番目に多い咳の原因は喘息です。喘息は気管支をひろげる薬などが必要で、ちゃんと診断して治療する必要があります。風邪なのか喘息なのかわかりにくいこともよくあります。小児科医に診てもらって、相談してください。

3番目は肺炎です。カゼがこじれて肺炎になっている場合もあります。肺炎の場合は咳自体を止めることよりも、根本となる肺炎の治療が必要になります。 カゼがいつまでも治らないような場合は早めに小児科を受診するようにしてください。

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