肺炎

どんな病気?原因や症状

肺炎は肺の中に微生物(細菌・ウイルス等)が侵入し、肺に炎症が起きている状態です。
風邪がこじれた場合(熱が3日以上続く、咳が1週間以上長引く)は、健康な状態に比べて、細菌などに感染しやすくなっており、肺炎に移行することがあります。風邪であっても咳の症状が強い時は、3日以内でも肺炎になることもあります。

症状としては、
・長引く咳や痰 ・発熱 ・胸痛
などが挙げられますが、重症になると呼吸困難を起こすことがあります。

当院での治療方針

イラスト:薬 1.細菌が原因の肺炎
細菌性肺炎の場合には抗生剤を用います。肺炎の症状が軽いようであれば抗生剤を服用して安静にして頂きます。高熱が続いたり呼吸が苦しそうなど重症の場合は入院の上治療を受けて頂くことがあります。

2.ウイルスが原因の肺炎
ウイルスには抗生剤は効かないので、症状を和らげる目的で、去痰薬や気管支拡張剤を用います。ウイルス性肺炎の多くは、時間が経つにつれて自然に回復するケースが多いのが特徴です。

ご家庭で御注意頂きたいこと

風邪をひいて、熱が3日以上続くような場合には肺炎も疑う必要があります。そのような場合は医療機関を受診して下さい。