水疱瘡(水ぼうそう)

どんな病気?原因や症状

イラスト:上半身に発疹ができてつらそうにしている子供のイラスト

ヘルペスウイルスの一種である水痘・帯状疱疹(たいじょうほうしん)ウイルスが、くしゃみやせきなどの飛沫により感染します。また、発疹に触れても感染します。
10才までには、ほとんどの子供がかかります。全身(頭部を含む)に水疱を伴う赤い発疹がみられます。急速に発疹が広がることが特徴です。
時に治癒後に跡が残ることがありますので、症状を軽くさせる為にもワクチン接種が大切です。

当院での治療方針

内服薬、塗り薬を処方します。

ご家庭で御注意頂きたいこと

  1. 発疹・水疱を掻いて他に感染しないよう、子供の爪は短く切ってあげましょう。子供の手にも、ウイルスが付着しているのでよく洗って清潔にしてあげてください。
  2. 水疱がかさぶたになるまで、入浴は控えシャワーにとどめておいてください。
  3. 水ぼうそうは飛沫感染により他人へ感染させる可能性があるので、全ての水疱がかさぶたになるまでは登校・登園は控えるようにしてください。
  4. 水ぼうそうは、同居の兄弟姉妹にも伝染する可能性が高いので、他の同居の方に同じような症状がみられたら、早めに受診をしてください。